「第2回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会」も無事終了し、JKC年内最後の行事となる「役員研修」が京都で行われた。毎年年末に、1年の締めくくりとも言える総会を含めた役員研修を行っており、初年度は富士山の麓、昨年度は沖縄、そして今年は京都にて執り行われた。
初日は平安神宮にて、JKCの今後の団体隆昌を願い、本殿にてご祈祷。その後は京都市内のホテルへ移動し、インカレの反省や今後の課題、来年度の活動など、2023年度最後の役員総会が行われた。
2日目は早朝より「日本仏教の母」と仰がれている比叡山延暦寺へ移動し、本格的な座禅修行を体験。JKC顧問でもある延暦寺の住職、今出川行戒氏ご指導の元、姿勢を正して座り、精神を統一させることで自分と向き合うという仏教の修行方法を学ぶ。あいにく総本堂は改修工事のため外観は見られなかったが、1200年間灯り続けている「不滅の法灯」のあるご本尊の前にて、延暦寺の歴史や修行の話など説法もお聞かせていただいた。修行の最後は、動物性食材を一切使わないという精進料理を味わせていただくなど、一日、貴重な体験をさせていただきました。
本研修で学んだことを今後のJKC活動に活かし、さらなる発展に繋げていきますので、2024年度もJKCの動向にご期待下さい。