第4回インカレ開催に向けて
いよいよ今年も4回目となります「全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会」を開催いたします。本大会がすっかり定着したように感じますのは「インカレ」という言葉です。きっと選手も関係者もこの大会が始まるまでは「インカレ」とは何かもわからなかったはずです。それが空手を知らない誰かに「インカレ」に出場したんだ、「インカレ」で入賞したんだ。と伝えてると共通の話題になってしまうから凄い事だと思います。まさしくキャリアとなったのではないでしょうか。「フルコンにインカレなんてできる訳がない」と言われたことがまるで遠い昔のように感じます。
同時開催である「第19回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」にも同様なことが言え、フルコンタクト空手ジュニア大会での唯一の文部科学大臣杯は入賞者たちが学校・行政・スポーツ協会などより表彰されフルコンタクト空手での活躍が他のスポーツ同様の評価を受けれるようになりました。これは安全を優先した統一ルール、ライセンス取得した審判員による公平なジャッジが競技スポーツとして認知される要因となったと思います。何よりも主たる競技者である青少年への視点、保護者の理解を得ることが出来たことが大きいと思います。今年もまたあの国立代々木競技場第一体育館において全国から出場する選手たちのアグレッシブな姿と多くの感動のシーンを見ることが出来ることでしょう。
JKCはこれからも選手たちがフルコンタクト空手を通じて社会で活躍できるようサポートにさらに力を注ぎ、真の意味で市民権を得れるように全力を尽くして参ります。どうぞ多くの学生のご出場そして選手をご支援いただける皆様のご来場をお待ち申し上げます。