キャリアサポートインタビュー vol.09 金城杏奈さん
2025.03.19

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金城杏奈さん
沖縄国際大学産業情報学部企業システム学科
沖縄県立前原高校出身

 

◎全日本インカレ

第1回大会三位

第2回大会準優勝

第3回大会準優勝

西日本インカレ

第1回大会三位

 

「インカレで準優勝したことにより、大学の方から学費1年分を免除していただくことになりました」

 

インカレは流派を超えて出場できるので、同じ学校の仲間と出場出来て私にとって特別な大会でした。今までのフルコンタクト空手の大会は1人で出場するものが多く、不安や怖さが楽しさをうわまわってしまう事がありました。もちろん道場という単位でのフルコンタクト空手の大会があり、それはそれで素晴らしい物であると考えております。ただやはり学生としていつも通っている大学の名前を背負って同じ大学に通う仲間と試合に出られることに価値を感じます。

フルコンタクト空手でもインカレができると聞いた時は「また新しい大会ができたのかな?」ぐらいに思っていましたが、

実際に第1回大会から出場することができ、その価値を実感しました。

 

どの大会よりも学校関係者の方々の反応も顔色も変わりました。今までどんなにがんばっても野球やサッカーのようなメジャースポーツをがんばっている人たちには敵わないと思って少し諦めていたところもありました。しかし、インカレという4文字で私の人生は変わったと言っても過言ではありません。第1回大会が終わって学長先生に報告に行くと学長先生の方から「部活動も作って良いよ、顧問になってくれる先生を私も探してみるよ」と学長先生の方から言っていただき、今まで部をつくる最大の難関である顧問を引き受けてくれる先生も見つかりました。第2回大会で準優勝したことにより、大学の方から学費1年分を免除していただくことができました。今まで、他の競技で学費免除になっている人たちをたくさん見て来て、「なんでフルコンタクト空手は…」という思いで、ずっと悔しい思いをして来ました。そして本当に部活になり、初代部長で初代主将となり勝敗はもちろんですが、大学の部としての誇りや今後この部を存続させていく責任にも気付きました。

 

今年で卒業にはなるのですが、来年から大学の監督に就任することが決まりました。部員を増やして団体でインカレ総合優勝を目指したいと思います。大学をフルコンタクト空手で盛り上げられるように今後もがんばります。