森田 青空さん
帯広大谷短期大学 卒
社会人:放課後児童支援員
「インカレができたことで、大学生になってもフルコンタクト空手を続けたいという後輩たちの声を多く聞きます」
私が社会人になってからインカレが出来ました。もし私が大学生の時にインカレがあれば目指したかったです。フルコンタクト空手では、自分が通っている学校の名前を背負って戦える機会がありませんでした。もちろん道場の看板を背負って戦うことも大切ですが、それだけだと学校の友達や学校の先生から理解していただけません。他の競技や部活動は、地区予選優勝で学校から表彰していただけます。しかし、フルコンタクト空手は北海道で優勝しても、全日本ベスト8まで行っても学校で表彰されることはありませんでした。そういった環境がインカレができたことで近年大きく変わりつつあります。後輩たちを見ていると羨ましい気持ちにもなります。インカレができたことで、大学生になってもフルコンタクト空手を続けたいという後輩たちの声を多く聞きます。私自身、高校や大学の入学試験の面接で一生懸命やって来た空手のことを質問して頂いた時はとても嬉しかったです。
近い将来フルコンタクト空手が他のスポーツと同じように学校で扱っていただけるようになったら良いなぁと思っています。