【優勝者インタビュー】第2回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会
2023.12.18

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1部男子軽量級 優勝
新里 誠光(立教大学)

1回戦から強豪との対戦が続きましたが、対策を立て自分の動きができたので、優勝することができました。今はうれしく思っています。インカレは今回が初出場になります。試合自体は他の大会と変わりませんが、学生の大会ですので、これまで出場してきた一般の大会と雰囲気も違いますし、自分の大学のネームを胸に戦うことに誇りも持てましたので、楽しむこともができましたし良い思い出になりました。決勝戦の松島 遥人選手(日本大学)とは2週間前の白蓮会館全日本と対戦していましたが、その経験を生かしてステップや上段蹴りを使って攻撃を振り分けながら自分の組手をすることに徹し勝つことができました。来年のインカレにもぜひ出場したいと思っています。

1部男子中量級 優勝
福永 匠真(東邦大学)

昨年優勝して、今年は連覇がかかっていたので緊張もありましたが、無事優勝で終えることができたのでホッとしています。今年は㈳極真会館無差別全日本で5位、JFKO全日本で3位、JKJO全日本で2位と入賞はしているものの優勝がなかったので、今大会で優勝できてとてもうれしいです。この一年は、体幹を鍛えて、さらに突きの打ち込みを行って強化を図るなど大会に備えてきました。決勝の呉屋 広樹選手(滋賀大学)は、各大会で上位に入賞する強豪ですので、試合中も気を抜いたら負けるという思いがあり緊張感がありました。来年は4年になりますが、すでに大学院進学を決めているので、あと3年間大学生活があります。インカレは他の一般の全日本大会と違った雰囲気があり、また学生しか出場できないので練習する時間を作って出場し続けたいと思っています。

1部男子重量級 優勝
土橋 立弥(関西外国語大学)

まずは、学生の時にしか出場できないインカレという舞台を用意していただいて、そこで優勝できたのがうれしいです。昨年はケガで出場できなかったのですが、今年が初出場になりますが、フルコンタクト空手で文部科学大臣がいらっしゃるような公的な大会はこれまでなかったので厳かな感じもありましたし、学校の名前を胸に付けて戦うことも新鮮であり、また誇らしくもあり、そうした中で戦えることが大きな喜びでもありました。決勝戦は、越後 麗央選手(大原法律公務員専門学校)はフィジカルの強さがあり、また対応力があったので、自分の得意の膝蹴りを決めても思うようなアドバンテージを得ることができなかったで苦戦しました。最終延長で勝ててよかったです。2週間前の白蓮会館全日本で3位入賞、そしてこのインカレの優勝で今年を締めくくることができたので、ここから来年の一般の大会、そしてインカレに向けてまたがんばっていきたいと思っています。

1部女子軽量級 優勝
岡田 葵(愛知教育大学)

2連覇を意識して緊張もあったので、今は優勝できてホッとしています。決勝戦の相手は昨年と同じ金城 杏奈選手(沖縄国際大学)で、優勝を考えるとどうしても動きが硬くなってしまいがちだったのですが、自分の心をコントロールしながら稽古した突きと蹴りの連携技で、ギリギリの戦いの中でもなんとか勝利できてよかったです。(金城選手が岡田選手の突きを研究してきたことについて)戦い方の変化は試合中に感じていましたし、それにどう対応していこうか、ずっと考えながら戦っていました。特に、間合いについては前回よりも近さを感じたので、突きのときにヒジを引いてストロークを作るなどして自分の組手をつぶされないようにしました。来年は、今のジュニア大会の強豪選手たちも高校を卒業してくるでしょうし、また今大会の盛り上がりから出場者数も増えると思いますが、そんななかでも優勝し、インカレ3連覇をして笑顔で卒業できればと思っています。

1部女子重量級 優勝
本田 志帆(神奈川大学)

緒戦から厳しい試合が続き最後まで優勝できるとは思っていいませんでしたので、今はとてもうれしく思っています。決勝戦で対戦した小林 由衣菜選手(名古屋リゾート&スポーツ専門学校)はフィジカルが強く突きが強烈で、試合開始直後はすぐに対応できず動きが固まってしまったのですが、展開の中で自分の間合いを保つことと相手の攻撃をきっかけに下がらないことを意識して、ステップでポジションを変え、攻撃も突きと下段廻し蹴りに振り分けて動きの硬さをとっていきました。試合中は自分が勝っているか、負けているかもわからず、判定で自分の勝ちが告げられた時は喜びよりも驚きの方が大きかったです。昨年は一回戦がシードで敗戦したにもかかわらず3位だったのですが、今年は1回戦から勝ち上がって優勝。一戦一戦を振り返ると、やはり充実感は大きいです。インカレは学生同士が胸に学校名を入れた道着で戦うので、自ずと自分の気持ちも、そして大会の感じ方も一般の全日本とは変わってきます。今年2年生なので、インカレに出場できるのはあと2回。学業に力を入れることはもちろんですが、空手もここからインカレ3連覇に向けてしっかりと稽古をしていきたいと思っています。