徳広監事が「アスリートキャリアコーディネーター」のプログラムを終了
2022.02.04

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JKC監事の徳広先生が、スポーツキャリアサポートコンソーシアム主催の「アスリートキャリアコーディネーター(ACC)」のプログラムを、長期に渡りオンラインで受講し終了しました。どのような内容だったのか、徳広監事から受講した経緯と感想をもらったので掲載します。

空手の修行を積むことは一過性のモノではなく「将来に向けた修行」

 

 この度、スポーツキャリアサポートコンソーシアム様が主催された「スポーツ庁委託事業アスリートキャリアコーディネーター(ACC)」のプログラムを受講する機会に恵まれ「修了証」を頂戴しました。
私自身、空手を指導する中で中学生・高校生や大学生へ進学・就職の紹介をした経験は有りましたが「個人の交際範囲での紹介」でしかありませんでした。今回の講座で痛感したのは「空手界の学生生徒への意識の低さ」でした。100名を超える受講者の大半が陸上競技、野球、サッカー、バレーボール等の五輪競技になっているスポーツの指導者だったのです、この時点で「技術指導だけで終わっていては空手界の未来はない」と強い危機感を覚えました。
講座では、3時間の受講中に5分の休憩という中で、競技に全身全霊を注いだからこそ「競技以外のことは何も分からないアスリート」を設定して「相談役と聞き役」に分かれてシュミレーションを行ったり、やりとりを聞いていた講師の先生や、受講者から辛辣なご意見を頂戴したり有意義な時間を過ごさせて頂きました。受講を通じて選手のメンタル意識の改革の必要さも学ばせて頂きましたが、単なる「精神面の強さ」だけがメンタルトレーニングではありません。今はACCアドバンスの受講に併せてSBTメンタルトレーニングも受講する予定です。
JKCの皆様は、指導者も選手も是非!講座を受講されることを強くお勧めします。空手の修行を積むことは一過性のモノではなく「将来に向けた修行」であることを再認識できると思います。また、JKCは「大学生の為に存在する」のでは有りません。児童生徒たちは「人生のセカンドキャリアに向けて貯金をしている」のです。履歴書に多くの転職歴が記載されているよりも、1つの仕事を永く続けた人が評価されるように「少年時代から空手を続けている」という経歴は必ず生徒のセカンドキャリアに大きな武器となります。JKCの一員として「頑張る選手・生徒の為」に今後もサポート体制を強化できるように努力したいと思います。
最後に、貴重な経験と学びの場を提供してくださいましたスポーツキャリアサポートコンソーシアム、並びに株式会社スポーツフィールド関係者の皆様、メンタル講師の臼井先生、本当にありがとうございました。